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水辺プロジェクト ― 水辺の商店街「ナワテ」

写真:女鳥羽川

「水辺プロジェクト」のキーワードはまさに名前そのものの「水辺」です。

ナワテは松本唯一の水辺の商店街です。
そして、都市の水辺は昔から賑やかで洒落ていて心地よく、ときに静かで哀しく野暮でもあり、複雑な人間の心に寄り添ってくれる奥の深い資源でもあります。
そんな限りない水辺の潜在力を再発見し、まちづくりに活かす ― それが「水辺プロジェクト」です。

水辺に開く考え方...「商店街を水辺に」

写真:まったり水辺

松本唯一の水辺の商店街・ナワテの魅力を活かすため、まずは「水辺をどのように使うか」を考えました。

バザール、マルシェ、本のかえっこ、まったり、おさんぽ、おそうじ、ライブ...。いろいろな案が出る中で、使い方について3つのポイントを絞りました。

ポイント1 時間の使い方を見直す

朝:なわてモーニング
夜:なわて呑み

ポイント2 場所の使い方を定義する

商店街を水辺に拡張するために、効果的な場所、例えば「水辺に近い場所」「水辺を眺める場所」「通りと水辺をつなぐ場所」などを見つけたいと思いました。
そうして見つけた場所は、「橋」「河川敷」「長屋門」...これらの場所の使い方を決め、そして名前を付けました。それが「まったり水辺」「なわてブリッジBAR」「中の橋アートブリッジ」などです。

ポイント3 使い方を彩る道具を開発する

水辺を楽しむアイテムとして、なわてざぶとん(通称「なわざぶ」)を作りました。
⇒なわざぶについて詳しくはこちら

これまでの活動

第3回

松本まちづくりシンポジウム
「中心市街地の問題とこれからの松本ビジョン」

日時:8月29日(月)19時~21時 松本市中央公民館 6階ホール
主催:ナワテ通り商業協同組合+なわて通りプロジェクト
共催:松本都市デザイン学習会・松本市中央公民館
参加者:120名

第1部:基調講演「中心市街地の問題とこれからのまつもとビジョン」
講師:三橋重昭(NPO法人まちづくり協会理事長 経済産業省商店街再生ネットワーク専門委員 中心市街地商業活性化アドバイザー)

第2部:パネルディスカション
コーディネーター:武者忠彦(信州大学経済学部准教授)
パネリスト:三橋重昭(NPO法人まちづくり協会理事長)、丸山悦男(前松本市建設部長)、倉澤 聡(都市計画家 工芸の五月事務局 松本都市デザイン学習会会員)、山本真也(ナワテ通り商業協同組合理事長)

シンポジウムの詳しい様子はこちら

写真:シンポジウム
写真:シンポジウム
第2回

水辺のマルシェ・ワークショップ「なわぶら」

日時:4月10日(日)13時~18時 なわて通り・大手公民館
コーディネーター 信州大学経済学部武者准教授 参加者17名(商店主・行政・市民・学生など)

「なわて通りという『空間』の新しい価値を考えよう」を目的に、問題点を上げながら話し合いました。
なわて通りのイメージは「雑多」。雑多の中の統一したデザインの必要性を感じるという意見が出ました。

第2回の詳しい様子はこちら

写真:ワークショップ
写真:ワークショップ
第1回

水辺のマルシェデザインワークショップ

日時:3月7日(月)19時~21時 大手公民館
コーディネーター 信州大学経済学部武者准教授 参加者21名(商店主・行政・市民・学生など)

イスタンブールやカンボジア・ベトナムの市場や街の写真、大子町で取り組んでいるブランド屋台研究会(ヤタケン)の事例などを紹介していただきながらいろんな分野で活動されている20名の参加者から、感じることを話し合いました。
7月から開催予定のマルシェのために、既存の朝市ではなく、先ずはみんなが考えるマルシェを作り上げる作業をしていくことにしました。

第1回の詳しい様子はこちら

写真:ワークショップ

水辺プロジェクトとは

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